展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.94>
山口深里 展「浮島」

「浮島」2020年 ミクストメディア

第4展示室無料主催

2021年2月23日(火)~2月28日(日)

9時半~17時(最終日は16時まで)

天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
山口深里は、岡山市在住のテキスタイルアート作家です。岡山県立大学でテキスタイルデザインを学び、「意識」と「肉体」の存在について思考をめぐらせる中で生まれる「私とは何か」という問いをテーマに制作を続けています。
私とは何か。人間とは何か。古今東西の賢者や哲学者たちによって論じられてきたこの問題は、混沌とした現代を生きる私たちが今一度考え直すべき原点でもあります。山口は「自らの根源を訪ねるとき、『私』は謙虚に自分の正体にたち戻らなければならない。」と考え、制作時のみならず日常生活の中でも常に自分の考えや感覚を注視し、自分の中で何が起きているのかを分析していると言います。
目覚めた後もはっきりと覚えている夢。道標に覚えた景色。繰り返す作業の中で「手が考えている」と気づく瞬間。意識の中に浮遊しながら点在する記憶や感覚の断片が反応し合い、新しい考えを導き出すことで、山口が「浮島」と呼ぶ不思議な光景が生まれます。浮島を構成する造形は、様々なテキスタイル技法が駆使され、用いられる素材も布や糸を中心にビーズや樹脂、染料、墨、金属など実に多彩です。蜃気楼のように揺らめくイメージは、作家の手によって縫い留められ結ばれることで実体を持ち始めます。
丁寧な手仕事によって紡ぎ出される神秘的な世界を、どうぞご堪能ください。
 

■山口深里 略歴
1981 福岡県生まれ
2004 岡山県立大学 デザイン学部 工芸工業デザイン学科 卒業
2006 岡山県立大学大学院 デザイン学研究科
     工芸工業デザイン学専攻 テキスタイルデザイン学講座 修了
 
主な活動
2017 舞台美術 演劇 夏休みこどもまつり(西川アイプラザ/岡山) 
2018 舞台美術 演劇 野良の遊び箱in夏休み(西川アイプラザ/岡山) 
2019 第4回総社芸術祭 屋外ステージ インスタレーション(総社市総合文化センター カミガツジプラザ/岡山)
 
展覧会
2004 HOPES 2004 第6回 広島県・岡山県大学美術系卒業制作選抜展(ふくやま美術館/広島)
2005 個展「silent MIRROR」(white canvas/岡山)
2006 HOPES 2006 第8回 広島県・岡山県大学美術系卒業制作選抜展(ふくやま美術館/広島)
2007 CIFACA CIFAKA EXHIBITION グループ展(cifa-cafe/岡山)
2009 個展「xからの質問状」(cifa-cafe/岡山)
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

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