展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.77>
髙原洋一展 「反復:生成」

「大気マンダラ」2011年 アルシュ/シルクスクリーン

第3展示室第4展示室無料主催

2017年4月25日(火)~4月30日(日)

開催時間:10時〜18時(最終日は16時まで)

髙原洋一は岡山市在住の版画家です。写真をベースとしたシルクスクリーン版画を手法として、万物の根源である4大元素、土、水、火、風(大気)をテーマとして表現を展開しています。
本展は、高原が近年取り組む「大気」シリーズを中心に構成されます。有機的な形と色彩のグラディションが様々な光のシーンを連想させる本シリーズは、鉄板の上に生じた錆の模様を撮影した写真をもとに版が作られます。また、ひとつの版からは、色彩の組み合わせで多様なバリエーションの作品が展開されます。この、同じ要素が繰り返されるという版の特性は、自然の法則に通じていると作家は言います。
春夏秋冬、朝と夕、誕生と死、、、私たちは日々繰り返される地球の営みの中で生きています。そして自然は長い時をかけて地球を育ててきました。人も岩石も、ある日突然現れたものではなく、気の遠くなるような繰り返しと小さな変化の連続が生んだ成果なのです。反復と生成に注目した髙原の制作への取り組みは、芸術的創造もまた連続する自然の一部なのだと私達に気付かせてくれます。
胸が震えるような色彩と規則性が生み出す美しさ、世界を俯瞰する高原の作品世界を、どうぞご堪能ください。


髙原洋一略歴
1944 岡山市に生まれる
1968 武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科商業デザイン専攻 卒業
1971 鐘淵紡績株式会社意匠研究所退社、作家活動に入る。
 
□主な個展
1980 シロタ画廊/東京[以後’89、’94]
1981 アートスペース貘/福岡[以後’82、’89、’90、’92、’97、’17]
1991 ヒロチカシゲギャラリー/岡山市[以後’93、’96、’00]
1996 あかね画廊/東京[以後’02]
1999 サロン・ド・ヴァンホー/倉敷市[以後’06]
2001 ギャラリーマーヤ/高槻[以後’02、’04、’06]
2002 アートガーデン/岡山市[以後’05、’09、’11]
2003 色彩美術館/東京[以後’05、’10、’16]
2008 奈義町現代美術館ギャラリー、岡山市デジタルミュージアム、倉敷市立美術館/岡山県
2012 ギャラリーやぶき/岡山市
2015 アンクル岩根のギャラリー/岡山市
 
□主な賞歴
1983 岡山県文化奨励賞
2006 福武文化賞
2009 山陽新聞賞(文化功労)、岡山県文化賞、マルセン文化大賞
 

 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

「Atmosphere:Window D Ⅵ」2011年 アルシュ/シルクスクリーン 「DOTandDOTA」2015年 アルシュ シルクスクリーン
このページのトップへ

催し物案内