展示室の催し物

<天プラセレクションvol.90>
岡本 汐加 展
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「前川建築で象徴的なブルーとコンクリート、天神山文化プラザを象徴するレリーフ作品にインスピレーションを受け、生と動を表現したパターンデザインのプリント作品」 2019年 綿、染料/シルクスクリーン

第3展示室無料主催

2020年3月17日(火)~3月22日(日)

時間:10:30〜18:00(最終日は16:00まで)
天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
 岡本汐加は総社市在住のテキスタイルデザイナーです。多摩美術大学を卒業後、欧州で学び、空間における色彩と光に着目したテキスタイルデザインを研究。現在は岡山県立大学で教鞭をとりながら、主に公共施設におけるテキスタイルデザインの可能性について研究・制作を進めています。
 本展に向けて岡本は、天神山文化プラザの建築に注目しました。当館設計者の前川國男は、ル・コルビュジエに師事し、日本におけるモダニズム建築の旗手として戦後の日本建築界をリードした建築家です。前川が手がけた建築は全国各地にあり、岡山では岡山県庁舎、林原美術館などがあります。岡本は県内外の代表的な前川建築を訪れて丁寧に取材し、建築空間から受けたインスピレーションをテキスタイルデザインへと展開させてゆきました。
会場では、シルクスクリーンプリントを手法としたテキスタイルデザイン作品17点とともに、その制作経緯を示すスケッチや参考資料を展示します。「前川建築で象徴的なブルーとコンクリート、天神山文化プラザを象徴するレリーフ作品にインスピレーションを受け、生と動を表現したパターン」、「前川建築で植林されていた欅の表面をモチーフとしたパターン」など、建築空間における色や形・光に向ける作家の眼差しを感じさせる作品が並びます。また、「もし、かつて閲覧室ファサードにカーテンがあったなら、と想定したストライプのカーテン」は、改修を重ねてきた当館のかつての姿、図書閲覧室の窓辺を思わせる作品です。
「この場所だからこそ表現できた」という岡本の新鮮でのびやかな作品の数々を通じて、人と場所と出来事をつなげ、時代を超えて愛される前川建築の豊かさに触れていただきます。
 
 
岡本 汐加 略歴
1989 大阪府生まれ、徳島育ち
2013 多摩美術大学 生産デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻 卒業
2014 チェルシーカレッジオブアーツ GDip Interior Design 卒業(英国)
2016  デンマーク王立芸術大学 MA Textile Design 修了(デンマーク)
 現在 岡山県立大学デザイン学部 造形デザイン学科 助手

■主な活動
2006 第61回 徳島県美術展(徳島県郷土文化会館)
第91回 二科展(上野の森美術館/東京)
2007 第15回 放美展(徳島県郷土文化会館)
2010 六本木アートナイト「美ナビ展」(森アーツセンターギャラリー/東京)
2013 多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻 卒業制作展(スパイラル/東京)
2014 合同展「Chelsea College of Arts Summer Show」(ロンドン)
2015 グループ展「KADK  NØW」Ventura Lambrate(ミラノ)
2016 合同展「Afgang Sommer」(コペンハーゲン)
2018 Art Hack Day 「Being There 現れる現在」(日本科学未来館/東京)
2019 グループ展「Ocean Stories」(水平線ギャラリー/神奈川)
    Design Week Kyoto “Craftthon2018” 成果展 (MTRL Kyoto/京都)
2020 国際コンペ Talente 2020 (ミュンヘン)
 
 
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

「前川建築で象徴的なブルーとコンクリート、天神山文化プラザを象徴するレリーフ作品にインスピレーションを受け、生と動を表現したパターンデザインのプリント作品」 「もし現在閲覧室ファサードにカーテンがあったなら、と想定した透け感のあるカーテン 」
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