展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.87>
久山淑夫 展
「事実が有って存在させない真実・被爆列島」

「草原の風」2018年 楠、段ボール

第3展示室第4展示室無料主催

2018年10月2日(火)~10月7日(日)

9時〜18時(最終日は16時まで)


天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
久山淑夫は、岡山市在住の美術家です。建築会社を営む傍ら40歳から洋画制作を始めた久山は、次第に動物をモチーフとした彫刻制作へと表現の幅を広げてゆきました。県展などの公募展で高い評価を受けつつ、その魅力はアートの枠を飛び越えて公共施設やイベントなど様々な場で注目されています。
久山の創り出す作品はいずれも見る人の感覚に強く訴えかけてきます。荒々しいチェンソー跡や重量感に圧倒され、鉛筆ドローイングのスピード感に息を飲む一方で、動物たちのユニークな表情やリアルな仕草には思わず微笑む人も多いでしょう。その表現の源には、人間によってもたらされる社会問題や自然破壊への自己批判が込められています。全ての作品が端材や段ボールといった廃材から作られることや、丁寧な自然観察から生まれる伸びやかな表現からも、作家の一貫した問題意識が伺えるでしょう。「私の制作のうえで一番重要なことは非常識であること。非常識と、狂気と、爆発的な行動力の結果生まれる失敗の集積。それが見る人の記憶に残ることができるかどうか。」と久山は言います。
本展は、様々な動物たちの彫刻と、被爆をテーマとした絵画シリーズをメインに、立体約20点・平面約50点で構成します。しびれるような久山淑夫の創作世界を、どうぞご堪能ください。


久山淑夫 略歴
1938 大阪に生まれ岡山で育つ。
1958 岡山県立工業高等学校美術工芸課デザイン科卒業
1973 ㈱久山建創(建築、店舗、設計、施工)創業
 
□主な活動
1980年代  東光展に出品
1994 個展「F1GP」(ギャラリー25/岡山市)
1996 個展「吾輩はニャー」(表町ギャラリー/岡山市)
2005 岡山九条美術展(岡山県天神山文化プラザ)[以後毎年]
2006 個展「共に生きた」(倉敷市立美術館/倉敷市)
2008 「久山淑夫&西平孝史の生きもの天国」(岡山県天神山文化プラザ)
2010 個展「吾輩はニャー」(勝山文化往来館ひしお/真庭市)
2016 猫屋敷展(おおやアート村 BIG LABO /兵庫県養父市)
2017 岡山現代彫刻の断片(奈義町現代美術館/勝田郡奈義町)[’18]
2017 特別企画展「天神山迷図」(岡山県天神山文化プラザ)
2017 イートンちどり保育園 内壁イラスト制作(岡山市)
2018 ART IN SHOO2018街道祭「久山淑夫作品展」(勝央美術文学館/勝田郡勝央町) 
 
□主な賞歴
東光展東光賞、第25回国民文化祭・おかやま2010美術展 文部科学大臣賞、
岡山県美術展覧会 岡山県知事賞[第63,64,65回]・山陽新聞社大賞[第66回]
 
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

「8.6史上最大の虐殺」2005年 シナベニヤ、鉛筆、新聞 「絶滅危惧種・オマエ・も」 「貴方の原発が第2の福島(羊)」
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