展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.86>
福井一尊 展 「在るものと 見えるものと」

「在るものと 見えるものと」(部分)2018年 ガラス

第3展示室第4展示室無料主催

2018年9月26日(水)~9月30日(日)

10時〜18時(最終日は16時まで)


天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
福井一尊(ふくい いっそん)は岡山県出身、松江市在住の美術家です。島根県立大学で教鞭をとりながら中国地方を拠点に各地の芸術活動にアーティストとして精力的に参加。彫刻、映像、絵画、写真、インスタレーションと多様な表現手法を用いて「現在という存在の曖昧さと確かさ」を他者と共有する可能性を追求してきました。2007年の奈義町現代美術館での個展では、教室に見立てた空間の中、70セットの机と椅子とリンゴの彫刻に映像をリンクさせる大規模なインスタレーションを発表。観る人自身の存在や立ち位置を再確認させるとともにそこから新たなイメージの世界を生み出す装置としての作品が、反響を呼びました。また、油彩を重ねたアルミ板の表面をドリルで削り出した平面作品は、観る人の立ち位置の変化によって作品のイメージが移り変わってゆく福井独自の表現手法です。作家は「目の前にある『もの』が重要ではなく、鑑賞者のイメージがもたらす『こと』を大切にしている」と言います。
「在るものと 見えるものと」と題した本展では、福井が「最近気に入っている」というガラスを用いた作品、そして空間に張り巡らされた「線」から立ち上がる立体作品等、最新作で構成します。「今」という時代、そして「ここ」天神山文化プラザの空間において、福井が作り出す作品は私たちに新たな手触りをもたらしてくれるでしょう。
 

福井一尊 略歴
1976 岡山県生まれ
2001 愛知教育大学大学院 修了
現在 島根県在住、島根県立大学人間文化学部 准教授
 
□個展
2004 ブロンズが奏でるかたち(勝央美術文学館/勝田郡勝央町)
2007 光との共鳴、形との対話(奈義町現代美術館/勝田郡奈義町)
2012 SANINBIYORI(島根県立美術館 他、全4会場巡回)
 
□グループ展
2005 現代アートビエンナーレ西日本(大原美術館/倉敷市)
2005 犬島時間(瀬戸内海犬島、岡山市)[’05、’09、’13]
2006 アートの今・岡山2006(岡山県天神山文化プラザ 他、県内3会場巡回)
2010 小泉八雲に捧げる造形作品展(松江城天守閣/島根)
2014 第7回岡山県新進美術家育成「I氏賞選考作品展」(岡山県天神山文化プラザ)
2015 岡山の美術「目の目、手の目、心の目 ―体感の向こうに広がる世界―」(岡山県立美術館)
 
□受賞
2016 エネルギア美術賞(エネルギア文化・スポーツ財団)
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

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