展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.84>
長原  啓 展「ラグジュアリー2.0

第3展示室無料主催

2018年7月24日(火)~7月29日(日)

天プラ・セレクションは、岡山県ゆかりの美術作家を個展形式で紹介する、天神山文化プラザの企画展シリーズです。
長原 啓は倉敷市在住の現代美術家です。
1枚1枚が特別な物語の始まりを予感させるような長原の写真は、ファッション広告や映画の撮影手法をヒントに制作されます。被写体は、骨格から表面の質感までこだわり、服飾を含め全てを自作した造形物です。さらに写真作品は広告媒体にのって配布され、イメージ(情報)として消費されてゆきます。この、制作から広告までの一連の過程が長原の作品です。
ファッションは時代を反映する表現でありアートと言えますが、純粋美術とは異なり、商品化され社会に流通する仕組みを持ちます。ブランドのハイエンドモデルは一般消費者にとってはイメージの一片でしかなく、ショーウインドウのように触れることのできない虚構の世界です。アパレルの企画を生業とする長原は、業界が本質的にもつ「虚と実」、現代の消費社会におけるラグジュアリー(贅沢の所有)のあり方に興味を持ち、イメージの模倣として作品制作を始めました。「広告物からの期待感は、実物で満たされることも裏切られることもある。その面白さを美術に取り込みながら造形行為の真価を問いたい。」と作家は言います。
会場では、メイン作品となる写真とともに、モチーフとなった女性像やオブジェなど約15点を展示。優雅で軽やかなイメージの中に潜む人間の欲望や闇、そして生と死という普遍的なテーマに迫ります。
 
■ライブフィッティング
展示中の造形作品のヘアカットや衣装換えなど、作家によるフィッティングを披露します。
7月28日(土)14:00〜
 


長原啓 略歴
1972 倉敷市生まれ
1996 多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業
1998 多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了
2000 文化服装学院服飾研究科中退
 
□個展
2001 EXHIBITION#1(もみの木画廊/東京)
2002 EXHIBITION#2(もみの木画廊/東京)
2003 EXHIBITION#3(もみの木画廊/東京)
2011 EXHIBITION#4(もみの木画廊/東京)
 
□グループ展
2010 AMBIANCE 合同展示会(青山ベルコモンズ/東京)
2016 KITEN 総社南高等学校有志OB展(岡山県天神山文化プラザ)
 
□主な賞歴
2001 JFA第一回ファーデザインコンテスト入選(銀座松屋)
2017 第37回マイイケバナ2017 三頭谷賞
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

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