展示室の催し物

<天プラ・セレクションvol.83>
秋山基夫 展
「詩からの自由/詩への自由」

第3展示室第4展示室無料主催

2018年4月24日(火)~4月29日(日)

9:30〜17:30(最終日は16:00まで)

秋山基夫は、自作詩の朗読を重視する詩派「オーラル派」を関西で創生・牽引した詩人です。1960年代後半から片桐ユズル、有馬敲らとともに詩の朗読を始め、1970年代はカフェギャラリーの先駆けとも言われる京都の喫茶店「ほんやら洞」を拠点に全国各地で活動しました。岡山においても、戦後文化を牽引した山本遣太郎をはじめ、永瀬清子、寺田武弘、髙原洋一、福間健二、山崎繁男など文学・演劇・美術等ジャンルを超えた多彩なアーティスト達と交流。その縦横無尽な活動の軌跡は、詩集・脚本・評論集・詩誌等の出版物に留まらず、朗読会や展覧会など多岐にわたります。
本展は、原稿、写真、映像、音源、出版本等によるインスタレーション展示に加え、岡山のアーティスト達との新作コラボレーション、朗読ライブと多彩な要素で構成し、「詩はライブ」をモットーとする作家の「今」に触れていただきます。誰もが発信者になり得る現代において、私たちは氾濫する文字や過剰なメッセージに麻痺し、言葉の力を見失いがちです。言葉を駆使した芸術である詩、そして身体全体を使ったコミュニケーションである朗読は、言葉に対する実感を呼び覚ましてくれることでしょう。
「自分の目でじかに見ることができ、自分の耳でじかに聞くことができ、自分の声がそのままだれかの耳にとどく、そういうナニゴトか」*に出会える秋山基夫展をお楽しみください。
 *秋山基夫「詩の朗読についての2,3のコメント」より

【コラボレーションアーティスト】
髙原洋一(版画)、故 曽我英丘(書)、
安藤一生(デザイン)、岡村勇佑(版画)、島村敏明(絵画)、蟠龍(書)、松島千紗(テキスタイル)
小幡亨(音楽)
 
【関連イベント】
朗読ライブ
秋山基夫(朗読)×小幡亨(すすむ)(音楽)
日時:4月28日(土)14:00〜 
場所:第3・4展示室
観覧無料

作家による作品解説
4月28日(土)16:00〜


秋山基夫 略歴

1932 神戸市生まれ
現在 岡山市在住
日本現代詩人会、岡山県詩人協会、現代詩研究会・四土の会、詩誌『どぅかまら』、日本文芸家協会等会員
 
□詩集
『旅のオーオー』(思潮社1965年)、『カタログ・現物』(かわら版)、『夢ふたたび』(手帖社)、『窓』(れんが書房新社)、『桜の枝に』(ブロス)、『十三人』『家庭生活』(思潮社)、『キリンの立ち方』(山陽新聞社)、『岡山詩集』(和光出版)、『秋山基夫詩集』(思潮社・現代詩文庫)、『薔薇』(思潮社)、『二十八星宿』(和光出版)、『ひな』(ペーパーバック)、『神様と夕焼け』(和光出版)、『月光浮遊抄』(思潮社)など26冊
 
□評論集等
『詩行論』『引用詩論』『文学史の人々』(思潮社)、『岡山の詩100年』(和光出版)など
 
□レコード・CD
『ほんやら洞の詩人たち』(レコード/1975年URL-1041、CD/2003年復刻avex io)、『ストロング』『オカルト』(CD/大朗読事務局) など
 
□主な受賞
第1回中四国詩人賞、第16回富田砕花賞、第64回山陽新聞賞(文化功労)、第3回岡山芸術文化賞グランプリ など
 

お問合わせ先

岡山県天神山文化プラザ
Tel 086-226-5005

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